▷ 足元からポカポカの床暖房薪ストーブ
大谷石の蔵を改装して、コワーキングスペースにする。
そんなNESToの計画が始まった際、懸念の一つだったのが寒さでした。
この大きな空間を暖房で暖めるのはなかなか大変。天井も高いので底冷えしてしまうのではないか。何かいい方法はないだろうか。
そこで考えたのが、薪ストーブを床暖房と連結させて、足元から暖めようというアイデアでした。
山林に囲まれた小川町は、資源が豊富でありながら、建材などに使うことのできない細い木材の用途は限られていました。
そんな木材を薪ストーブに利用し、ストーブの熱で水を温め、その温水を床下に巡らせることで足元から暖を取る。
そんな自然が近くにあるからこそでき、地域の資源が循環するサーキュラー・エコノミーにもつながる仕組みは、とてもNESToらしいなと思ったのです。
しかし、なかなか珍しい仕組みを作るには結構お金がかかることも当然で、、私たちは2021年春にクラウドファンディングを実施させていただきました。
町内外の多くの方々のご協力のおかげで、3,433,920円ものご支援をいただき、無事に薪ストーブ床暖房を設置することができました!
ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
【埼玉県小川町】築百年の石蔵コワーキングロビーで薪から始まる地域循環を創りたい!
ソファに座って、ストーブの中で揺らめく炎を眺めながら読書したり、ピザを焼いたり、焼き芋を作ったり、薪ストーブ床暖房があるおかげでNESToでの時間は一層楽しいものになります。
小川町の寒い冬でも快適に働ける場所として、どうぞNESToをご活用ください。